「チョークアートと検索しても自分の求めているチョークアートがすぐにでてこない!」
「チョークアートの描き方、使う道具を知りたい!」
「チョークアートの制作を依頼したいけれど、一体誰に頼んだらいいの?」
なんとなく見たことがあるチョークアート、黒板アートですが、
何がチョークアートでどんな道具、画材を使い、どうやって描くのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
「チョークアート」について検索すると、カラーのチョークアートや白のチョークを使ったチョークアートなど色々出てきて、自分が知りたいチョークアートになかなかたどり着けない・・・・。どうして知りたいチョークアートに、すぐにたどり着けないのでしょうか?
それは「チョークアート」は人によってイメージが異なり、チョークアートはコレ!!という決まりがないからです。
でも、自分の探しているチョークアートに、すぐにたどりつき色々知りたいですよね!
このページではあなたが探し求めているチョークアートをすぐに見つけることができ、チョークアートに関する全ての疑問を解決することができます。
チョークアートについてじっくり知りたい方は、このままお読み下さい。
知りたいチョークアートが既に決まっている方は下のタイプからジャンプして頂くと、すぐにチェックできますよ。
知りたいチョークアートのタイプが決まっている人はこちらから
知りたいチョークアートのタイプが
決まっている人はこちらから
目次
チョークアートには色々な種類のタイプがあります。大きく分けると4タイプあるので、簡単に説明していきますね。
1看板、メニューボードに描くチョークアート
【特徴】カラーで立体的なモチーフ、デザインで目を引く
2インテリア、看板、カフェなどおしゃれなボードとしてのチョークアート
【特徴】主に白のチョークを使い、レタリングの要素が多く、簡単なイラストを組み合わせることが多い。
3学校のチョークを使って黒板に描くチョークアート(=黒板アート)
【特徴】カラフルな学校のチョーク。卒業式、入学式、文化祭などで近年人気
4パフォーマンスとしてのチョークアート
【特徴】道路や地面に描く宗教画(海外、特にヨーロッパの方)、3Dアート、ライブペイントなど
中でも、1~3のチョークアートが日本では最近人気があります。とくに3の学校のチョークを使い、黒板にアートをするチョークアートは黒板アートと呼ばれることが多くなっています。先生や生徒が描く黒板アートは、卒業式シーズンなどでSNSで拡散されることが多くなりテレビなどのメディアに取り上げられ人気になりました。
チョークアートと黒板アートは明確には、これ!!という決まりがありません。そのため、カラフルなチョークアートも学校の黒板アートも人によってチョークアートと言ったり、黒板アートと言ったり、呼び方が混ざってしまっています。ここではわかりやすくするために次の3つにわけています。
1 チョークアート=カフェやレストランのメニューボード、看板に使われているカラフルに描かれているもの。
2 大人黒板®=白のチョークを使いおしゃれなレタリングやイラストのチョークアート。
3 黒板アート=学校の黒板や大きな黒板などにアートをほどこすもの。
この中でも黒板アートは最近、学校の先生や中学生、高校生が卒業式や入学式などに学校の黒板に鬼滅の刃やジブリ、ワンピースなどのアニメ、漫画のワンシーン、ディズニーのキャラクターなどの絵を描き、twitterやインスタなどのSNSで投稿したことで黒板アートが一気に人気になりました。テレビなどのメディアの影響もあり黒板アートを多くの人たちが知るきっかけとなり、黒板・ホワイトボードメーカーの日学株式会社様主催の黒板アート選手権というものも2015年から開催されています。そのため学校のチョークを使い絵を描くことは「黒板アート」という認識が最近は高まっています。
黒板アートと他のチョークアートとの違いは、終わったら消してしまうということ。授業で使う黒板のため、残しておけないという点もありますが、そのはかなさから、消すまでが黒板アートとも言われています。
それぞれのチョークアート、黒板アート、使用する画材も黒板も異なります。それぞれタイプ別に必要なチョークアートの道具から描き方まで詳しく解説しています。人気でおすすめのチョークアートを3つご紹介していきますので、気になるチョークアートがあったらぜひチェックしてみて下さい!
チョークアートとは?
イギリスやオーストラリアのカフェやレストランで看板やメニューボードとして多く使われていたチョークアート。本日のメニューは、これです!!という文字からだんだんと絵が付け足され、今のような立体的でカラフルなアート的な要素を取り入れたスタイルへと発展していきました。今では日本でも多くのカフェ、レストランなどの飲食店で目にする機会が増え、チョークアートの認知度も高まっています。
チョークと名がつくので、学校のチョークを使って描いているの?と思ってしまいますが、実際はカラフルで立体的なチョークアートに使用されているのはオイルパステルという画材です。
何色もの色を重ねることで立体的になり、消えないようにするためにもオイルパステルを使用しています。クレヨンに似ているオイルパステルは油性のため消えることはありません。
ただオイルパステルだけだと触ったり、こすったりすると作品がこすれてしまったり、汚れてしまったりします。
チョークアートが消えないようにする方法は定着スプレーを使用すること!!!チョークアートを描き終えた後に、コーティングする目的でスプレータイプの定着材を吹き付けます。
オイルパステルだけでなく保護スプレーを組み合わせることによって、消えないチョークアートにすることができますよ。
チョークアートを消したくないというときにはオイルパステルは向いていますが、「チョークアートを描いたり消したい!」という人もいますよね。
学校のチョークであれば消せるのですが色の数が少ない、光沢が出ない・・・・そんな人におすすめなのが「キットパスでチョークアート」です。
キットパス(日本理化学工業)という画材を使えば、水で消すことができるため、簡単に描いたり消したりすることができるうえに、カラフルで光沢も出て立体的なチョークアートを楽しむことができます。
カラフルなチョークアートができ、なおかつ消せるという目的ではキットパスは万能な画材です。チョークアートを描いたり消したりしたい人は、ぜひ下にあるキットパスでチョークアートをチェックしてみて下さい!
チョークアート、大人黒板、黒板アート、キットパスでチョークアート、ハンドレタリングなどの作品を公開しています。
チョークアート、レタリング、イラストなどの制作をご依頼の方は、ご依頼前に作風をご確認下さい。
サービスのご案内
チョークアート、黒板アートの看板、イベントボード、ウェルカムボードの制作、ライブペイント、講師依頼など様々なサービスを取り扱っています。
カラフルなチョークアート、白黒のおしゃれなチョークアート、学校のチョークを使用する黒板アートなど、使用する目的などで画材を変え、
消したくない油性チョークアートや消したい水性チョークアートまで幅広く対応しています。
- 看板・イベントボード
- ウエルカムボード
- レッスン
- ライブペイント
- チョークアート制作・
講師依頼について
「チョークアートの制作を頼みたい!」「チョークアートの講座を依頼したい!」
どんな作家、アーティストに頼んだらいいのか迷ってしまいますよね。黒板によっても、目的によっても使用する画材がことなるチョークアート。LIFE with CHALKではお客様の目的にあったチョークアートに適した画材を選び、様々なチョークアート制作に対応をしています。レストラン、カフェの看板などの制作依頼はもちろん、誕生日、クリスマス、結婚式用のウェルカムボード、季節(春、夏、秋、冬)ごとの企業ブース用のイベントボード、オンライン講座、チョークアートの講師依頼など様々なサービスを展開しています。
- 出演・制作依頼
- テレビ東京 おはスタ
テレビ東京「おはスタ」に出演。日直などで名前を書くときに使えるおしゃれなチョークアート、チョークレタリングのテクニックを指導。後半では「おはスタ」MCのスバにぃこと木村昴さんの似顔絵ボードを制作。番組終了後はスタジオのインテリア、小道具として使用されました。
- 制作依頼
- YouTube Space Tokyo
東京・六本木にあるYouTubeスタジオ「You Tube Space Tokyo」様。YouTuberの皆さんがくつろげるオープンスペースの黒板の壁にフォトスポットになるチョークアート作品とバリスタが入れるコーヒーとのコラボでメニュー、カフェボードを制作しました。
- 制作依頼
- カルピス
卒業をテーマにしたプロモーション企画。カルピスはもちろん、黒板アートで校舎、桜をモチーフに卒業作品を制作しました。
- 講師依頼
- 小学館 Sho-Comi
小学館「Sho-Comi」漫画のふろく黒板。アートビジュアルとチョークアートの描き方を担当しました。黒板の使い方、チョークレタリング、イラストの描き方までをご提案致しました。
- 講師依頼
- 日本理化学工業
国内で使用されているチョークシェアNo1の日本理化学工業様の全国にいるキットパスアートインストラクターさんの数は3287名(2022年4月現在)。そのインストラクターさんむけにキットパスを使用したチョークアート「キットパスでチョークアート」の描き方を監修しています。定期的に開催される対面講座、オンライン講座で幅広いチョークアートの描き方をご指導させて頂いています。
- 今までに
ご依頼いただいた企業 - YouTube KFC いすゞ自動車 レッドブル Dropbox 電通 ソフトバンク BIZREACH カルピス フジテレビ TV朝日 NHK 読売新聞 毎日新聞 集英社 小学館 ソシム AbemaTV 京葉ガス NEXTWEEKEND ホテルユニバーサルポート 東京都農業振興事務所 ひたちなか海浜鉄道 loftwork SWAN 日本理化学工業
制作した作品、制作事例だけでなく、チョークアートのメイキング動画も配信しています。
ワークショップに関してもご参加頂いた方の作品だけでなく、イベント内容や参加者様の反応、会場の様子などもわかるように動画にまとめ公開しています。
様々なものをご覧頂くことにより安心してご依頼頂けるように努めています。
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確かな技術
作品の公開だけでなく、制作するまでのチョークアートメイキング動画を公開しています。制作前には、お客様からのご要望をお聞きし鉛筆によるラフデザインのご提案をしています。結果だけでなく、過程もお見せすることにより、作風、技術をより知って頂き、安心してご依頼を頂いています。
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信頼の品質
拙著「大人黒板おしゃれなチョークアートの描き方(ソシム)」をはじめとして、多くの書籍、雑誌に関わっています。
国内チョークシェアNo.1の日本理化学工業様の「キットパスでチョークアート」の監修もしています。
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安心の指導力
これまでの講座、レッスン、ワークショップ、オンラインを合わせると5,000人以上の方にチョークアートや黒板アートの描き方を教えています。(2021年8月現在) 参加する方に合わせた内容をその都度変更し、お子様から大人の方まで幅広い年代の方にご参加頂いています。
- Price
- 料金
- ●料金・お見積
- :ご依頼内容により、お見積りとなります。
※ライブペイント・ワークショップ・講師依頼は制作費用以外に交通費と材料費が別途でかかります。
- ●対応エリア
- :全国
- ●日程・時間
- :お問い合わせいただいた後に日程調整
※お問い合わせフォームもしくはメール【asami@lifewithchalk.com】よりお問い合わせ下さい
※交通費は別途で頂戴致します。
- Flow
- ご依頼の流れ
(ライブペイント・ワークショップ・
講師依頼・看板・ウェルカムボード)
- 1
- お問い合わせフォームもしくはメール【asami@lifewithchalk.com】よりご依頼内容をお伝え下さい。
- 2
- 2営業日以内にご返信致します。
- 3
- メールでのやり取り
- 4
- 申込後に制作・実施
- 5
- ご請求のご案内
キャンセル:1週間前までは可能
3日前:50%キャンセル料
1日前:80%キャンセル料
当日:100%キャンセル料
※看板・ウェルカムボードはご依頼後のキャンセルはできません。
レッスン(教室)
オンライン講座のページに日程と詳細を記載しております。
オンライン講座はこちら
- 「チョークアートって、どんな道具が必要なの?」
「チョークアートの描き方ってどうするの?」
チョークアートを始めたいけれど何から準備すればよいのかわからない方も多いですよね。ここからは初心者の方でも簡単にわかるように、チョークアートの材料、おすすめの道具などの準備からチョークアートの描き方についてご紹介していきます。
チョークアートに必要な材料
チョークアートを始めるのに、まず必要な道具。どんなものを、どこで揃えたらいいのかわからない方も大丈夫!黒板、チョークはどんなものが良いのかはもちろん、チョークアートにおすすめのチョークの種類も詳しく解説していきます。
- チョークアートに必要な道具 黒板
黒板はネット通販、楽天、アマゾンでも購入することができます。サイズ、厚さ、料金も幅広く、オイルパステルを使った黒板選びは黒板の表面がポイント!学校のチョーク用のツルッとした表面の黒板だとオイルパステルが上手く塗れないので、適度にざらつきがあるものがおすすめです。個人から購入するのが不安な方には、ホルベイン画材から販売されているブラックボードをおすすめします。初心者の方は、まずは市販の黒板を使ってみて研究し、自分で黒板がつくれるようになると良いですね。当オンライン講座を受講される方は黒板が教材としてついてきます。またレッスンの中では黒板の作り方もお伝えしています。
オンライン講座を詳しく知りたいかたはコチラから
- 自分で黒板を作りたい!という人もいますよね。ホームセンターなどで売られている白木の板、特にMDF(繊維状の木材を圧縮し固めたもの)がおすすめ。カットなどの加工がしやすく表面が滑らかで適度にザラつきがあるため、オイルパステルが塗りやすいのが特徴です。ブラックジェッソや黒のペイント類をローラー、スポンジ、刷毛などを使用して黒の塗装をしていきます。ジェッソなどの塗料はそのまま使用すると硬いため水を加え調整して下さい。1回で塗ろうとせず数回にわけて、表面が乾いたら塗ることを繰り返しすることにより、表面が綺麗に仕上がります。
- チョークアートに必要な道具 チョーク
カフェ、レストランで見かけるカラフルで立体的なメニューボードや看板、白のチョークでおしゃれな文字が並んだレタリング中心のチョークアート、学校の黒板の黒板アート。チョークアートの種類があるぶんだけ、使用するチョークも異なります。書いたり消したりできる水性なのか、触っても落ちないように保存したい油性タイプなのかなど、使用するチョークが異なります。わかりやすく表で簡単にまとめましたので参考にしてみてください。
- 一般的なチョークアートといわれるカラフルで立体的なチョークアートではオイルパステルを使用しています。オイルパステルは油(オイル)をたくさん含んでいるため、伸びがよく発色が良いのが特徴です。何色もの色を重ね、指で混ぜグラデーションを作ることで立体的で光沢のある野菜や果物を描くことかできます。
- 使えますが、発色、伸びがよくありません。
ダイソー、セリアなどの100均でもオイルパステルが売られているので、つい安いので買ってしまいたくなってしまいすよね。でも、ちょっと待って下さい。チョークアートが上手に楽しく描けるようになるには道具、チョーク選びはとってもとっても大切なんです!!!立体的に見えるチョークアートのコツは何といっても色を重ね、指で混ぜ合わせていきグラデーションを作っていくことです。オイルパステルが硬かったり、粉っぽかったりすると塗るのも指で混ぜるのも難しくなってきてしまい仕上がりが全く違います。「じゃあ、どんなチョーク(オイルパステル)がいいの?」・・・・・と思いますよね。というわけで、私、チョークアーティストAsamiが愛用しているおすすめチョーク、オイルパステルをチョークアートの種類別にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
特に絵が苦手な方、初心者の方に、声を大にして言いたいことがあります!「チョーク選びは、重要!!」ということを。100均などでも買えるチョーク、オイルパステルですが、各種メーカーから出ている専用のチョークやオイルパステルは本当に使い心地、チョークアートの完成度が違います。正しいチョークを使わないと本当は絵が描ける力、才能を持っているのに、もったいないです。ぜひあなたに適したチョークを使って頂き満足度の高いチョークアートを楽しんで頂きたい・・・というわけで愛用品のご紹介です。
- ぺんてる
オイルパステル(専門家用パス) - 大手文具メーカーの“ぺんてる”から出ているオイルパステル。多くのチョークアーティストが愛用しています。光沢のものからガサガサとした質感がでるので、食べ物、動物の毛並みなど、幅広い表現すことができます。価格も含め総合的に油性のチョークアートでは、こちらのチョークがおすすめで私のチョークアート教室(オンラインレッスン)でも、“ぺんてる”のオイルパステルを使用しています。
- ホルベイン
カランダッシュネオパステル - オイルパステルの中でも高品質の顔料を使用していることで発色はもちろん、色の伸びがとても良いです。オイルパステルがとても柔らかいのが特徴で、指で簡単に色を重ねたり混ぜたりしやすい画材です。お値段は高いのですが、光沢をだしたい表現にはとてもおすすめのオイルパステルです。
- 日本理化学工業
キットパス - チョークの会社、日本理化学工業から出ている、水で書いたり消したりできるキットパス。キットパスはオイルパステルの特徴をもちながら消せるという点でとても優れている商品です。主成分はお米のワックスから出来ていることからお子さまが使うのにも安心です。描いたり消したりできる水性のチョークアート、室内でのチョークアートワークショップでは、このキットパスは、おすすめです! もっと詳しくキットパスを見る
- 日本理化学工業
ダレストチョーク 白 - 国内チョークシェアNo1のメーカー日本理化学工業様の粉のでにくい、ダストレスチョークは書き心地もNo1です。主原料は歯磨き粉にも使用される炭酸カルシウム、ホタテの貝殻を活用しています。安心して使える点でもおすすめ。通常のチョーク以外にもスリムチョークという細いタイプのチョークも出ているため細い字や細かなイラストを書くときにも便利です。消せる文字中心のおしゃれなレタリング、チョークアート(大人黒板)では、このダストレスチョークを使用しています。 もっと詳しく白黒のチョークアートを見る
- 日本理化学工業
アートチョーク - ダストレスチョークの12色入りのカラーチョークセット。黒板にも道路、アスファルトにも書ける万能さ。白のチョーク同様、書き心地もよく、発色もよいので、学校のチョークアート黒板アートに最適なチョークセットになっています。黒板アートを描きたい!という人におすすめです。 もっと詳しく黒板アートを見る
- チョークアートに必要な道具 下書き
黒板に直接下書きをするのは初心者の方には、おすすめしません。さっぴつという紙を圧縮した鉛筆なようなもので書けるのですが、何回も書いたり消したりするのは大変なため、コピー用紙に下書きをし、デザインが決まったら黒板に転写していきましょう!ここでは下書きに必要な道具からデザインについてまで解説していきます。
- 下書き用コピー用紙
- どこにでもあるコピー用紙、鉛筆、消しゴムを用意してください。デザイン、書きたいイラストタイトル、キャッチコピー、メニューなどの書きたいものを書きただし、何を入れていくのか整理しましょう。書きたいものが決まったらコピー用紙にレイアウト(配置)をし、バランスを取っていきます。1枚でデザインを決めようとせずに何枚か書いて納得のいくデザインを決めていきます。空いたスペースにイラスト、装飾などをして完成させていきましょう。
- チャコペーパー(転写用)
- チャコペーパー(グラファイトペーパー)は下書きを黒板に転写する(写していく)時に使う道具です。コピー用紙に書いた下書きと黒板の間に挟み、スタイラスやボールペンなど先のとがったもので図案(デザイン)をなぞります。チャコペーパーでもグラファイトペーパーでも大丈夫ですが黒板が黒なので白などの見える線になるものを選んで下さい。
-
黒い色鉛筆(ブラックペンシル)
ブラックペンシルは、黒の色鉛筆です。チョーク(オイルパステル)で書いたモチーフがはみ出た部分に使用し、黒く書くことで消える方法です。ブラックペンシルを使用するときは先端を鉛筆削りなどでとがらせて使用すると細かい線を簡単に書くことができます。
-
マスキングテープ
線を引く、文字のガイドラインとして使用する、塗りたくない部分に貼るなど用途がたくさんあるマスキングテープ。作業用に一つ準備しておくと何かと便利です。例えば線を黒板に直接書きたくない場合、マスキングテープを貼ることで、文字を書くときの目安となるガイドラインとなります。
- 消しゴム
- 間違った部分、汚れを落とす
- テッシュ
- オイルパステルをきれいにする
- ウエットティッシュ
- 描いている途中、指をキレイにする
- 定規
- 直線、枠を書いたりするときに使う
- チョークアートに必要な道具 仕上げ
オイルパステルは油性の画材ですが、描いただけでは触ったときに作品が擦れてしまいます。仕上がった作品に保護スプレー(定着スプレー)をすることで、消えないチョークアートになり、保存、プレゼントにもしやすくなります。保護スプレーを使用する前にはスプレー缶をしっかりと振ることがポイントです。スプレー缶の液体がよく混ざっていない(攪拌されていない)状態でスプレーをしてしまうと白くなってしまったり、ダマになってしまったりするので気をつけましょう。
「絵が下手なんです・・・。」という方もたくさんいらっしゃいます。チョークの使い方やチョークの塗り方、手順などの描き方を知ると初心者の方でもチョークアートを簡単に書けるようになります。チョークアートのタイプで使う道具や描き方が違うので、それぞれのタイプにわけて解説していきます。いちから知りたいチョークアートのタイプをチェックしてみてください。カラーのチョークアートをお探しの方は、このままお読みください!
カラフルで立体的なチョークアートの描き方
カフェ、レストランなどで見かける看板やメニューボード。カラフルで立体的なのが特徴のカラーチョークアートは、どんな風に描いているの?と気になった人も多いはず。ここではカラフルなチョークアートでイチゴの描き方を初心者の方にも簡単にわかりやすいように解説していきます。最後にはチョークアートのメイキング動画もありますので、ぜひご覧下さい。
- 01.下絵を黒板に写す
- 02.イチゴのアウトラインを赤で書く
- 03.色の塗り方
- 04.色を混ぜ合わせる
- 05.いちごのヘタの描き方
- 06.黒色鉛筆の使い方
- 07.完成
<使うチョークの色>
白/黄色/オレンジ/赤/こげ茶/黄緑/緑
- 下絵を黒板に写す(転写)
チョークアートの下絵には直接黒板にさっぴつ(紙を圧縮した鉛筆のようなもの)で書く方法もありますが、初心者の方にはおすすめしません。下絵をコピー用紙などに鉛筆で書いてデザインを完成させましょう。鉛筆を使えば簡単に書いたり消したりができますよ。デザインが決まったらコピー用紙と黒板の間にチャコペーパーやうグラファイトペーパーをはさめてスタイラスやボールペンなどのとがったものでなぞっていきましょう。
- イチゴのアウトラインを赤で書く
下書きでしるしのついた白い線にそってイチゴのアウトラインをなぞっていきます。イチゴの実の果肉の部分は赤色のオイルパステル、葉の部分は緑のオイルパステルを使っていきましょう!
- [チョークアート]色の塗り方
チョークアートの塗り方のコツはムラなく、しっかりと塗っていきます。ハイライト(光や明るくしたいところ)を中心に白のオイルパステル、外側には黄色やオレンジ、その外側には赤色を塗っていきます。
- 指で混ぜ合わ、グラデーションを作る
色が分かれているので指を使って混ぜていきます。薄い色から順番に3色(しろ、オレンジ、赤)の場合はまずはオレンジと白をオレンジ色から白に向かって混ぜていきます。次に赤からオレンジに混ぜていき、自然なグラデーションを作り出すことで、きれいな立体的な仕上がりになっていきます。混ぜすぎてグラデーションではなく1色になってしまわないように気をつけましょう。
- いちごのヘタの描き方
イチゴのヘタは緑のグラデーションが出るように仕上げていきます。アウトラインは緑、ハイライトは白、その隣は黄緑、最後に緑の順です。混ぜていく順番は、黄緑から白にむかって、次に緑から黄緑にむかってグラデーションをイチゴの実の部分の時のように作っていきましょう。このイチゴのヘタの描き方は葉の描き方にも使えるテクニックです。
- [チョークアート]ブラックペンシルの使い方
黒の色鉛筆=ブラックペンシルは、はみ出してしまった部分を黒く書くことで下地の黒板と同化し消えたようの見えるテクニックです。またイチゴの実の部分とヘタの部分が繋がって見えるため、黒いラインをいれることでヘタと実がわかれ、イチゴが立体的に見えてくるテクニックです。
- 全体のバランスをチェックして完成!
いよいよ仕上げですね!黄色のチョーク(オイルパステル)を使って種を書いたら完成です。一箇所だけを見ていると気になってしまうので、全体を見ながらバランスを見て調整してみて下さい。最後にstrawberryなどの文字、レタリング入れてみるのも良いかと思います。素敵なおしゃれでかわいいイチゴの完成です!!
- チョークアート
メイキング動画
YouTubeでは今回のイチゴだけでなく、リボン、花、犬、猫、葉っぱ、薔薇、パン、ひまわり、海などの描き方、たくさんのチョークアート、黒板アートの描き方のメイキング動画を配信しています。チョーク、色の塗り方、混ぜ方も動画を見ながらならわかりやすいので、初心者の方でも簡単にチョークアートの描き方がわかるようになっています。ぜひチャンネル登録して、ご覧下さい!!
チョークアート、黒板アートの文字、レタリングの書き方もメイキング動画を公開しています。チョークで文字を書くことが苦手な方も、どんな手順で進めていくかが動画でわかるので安心です。メニューボード、看板、ウェルカムボードにも使えるチョークの使い方、下書き、下絵なしでも書けるようになるので、ぜひチェックしてみてください!!
おしゃれで、かわいい大人の雰囲気のチョークアートの描き方を紹介。基本的な文字やイラストの描き方はもちろんアレンジの仕方まで掲載しています。飲食店のメニューボードや黒板POPを書く方だけでなく家のインテリアとしても、真似してみたくなるおしゃれな大人黒板の本となっています。
- チョークアートに使う道具、チョークアートの書き方を知りたいんですが?
- チョークアートの描き方を種類別にご紹介していますぜひこちらからご覧下さい。
初心者でも大丈夫!チョークアートの始め方
- チョークアートの資格ってあるの?
- チョークアート協会、団体が国内に複数ありますが、それぞれに作られた資格があるようです。資格がないと描いて販売してはいけない、チョークアートを教えてはいけない、チョークアート教室が開けないなどの決まりは特にありませんが、技術があると自信をもって販売、教えることができるかと思います。当社では資格制度は設けていませんがチョークアート教室、オンライン教室では修了書は発行しております。修了書で、あなたの背中を後押しできれば幸いです。詳しくはコチラをお読み下さい。(※日本理化学工業様のキットパスアートインストラクターさんむけの「キットパスでチョークアート」のみ教えることができる資格を発行しています。)
- チョークアートの教室はあるの?どこで習えるの?
- 対面での教室開催は予定していませんが、チョークアートのオンライン講座を開催しております。詳しくは下記のページをご覧下さい。
オンライン講座はこちら
最後に…
チョークアート、黒板アートに関しての疑問は全て解決したでしょうか?私がチョークアートを始めた時に、こんなことを知りたかった!ということをギュッと詰め、できるだけわかりやすいようにまとめました。まだ疑問がありましたらコチラの目次を参考にしてみて下さい。チョークアートの魅力が伝わり、やってみたい!頼みたい!となって頂けていれば嬉しいです。