「オイルパステルを使ったチョークアートでは書き換えが出来なくて困っている・・・。」「書いたり消したりできるチョークアートがあればいいのに・・・・。」
カフェやレストランで見かけるカラフルなチョークアートはオイルパステル(油性)を使用しているため、黒板に書くと消すことができません。書き直したりできたらいいのに・・・書いたり消したりできるチョークアートをお探しの方に、ぜひおすすめしたいのが「キットパスでチョークアート」です!
このページではキットパスを使ったチョークアートについて詳しく解説し、制作依頼、ワークショップの講師依頼をしたい人、キットパスでチョークアートの描き方を知りたい人向けにキットパスでチョークアートに関する疑問を解決することができる内容となっています。
キットパスで
チョークアートとは?
キットパスはチョーク国内シェア1位の日本理化学工業が作った画材です。キットパスでチョークアートは、簡単に書いたり消したりすることができます。
一般的なチョークアートはオイルパステルを使用しているため、チョークアートは消せないというのが常識でした。何か書き直したいと思っても毎回、毎回新しい黒板を用意するのは大変ですよね。そこで誕生したのが、このキットパスでチョークアート。キットパスはオイルパステルの良さを持ちながら消すことも可能なチョークなのです。
【キットパスでチョークアート誕生の話】はコチラから→
消えないチョークアートを始めると困るのは毎回新しい黒板を用意しなければいけないこと。
描いたり消したり出来たら良いなと思った事は、ありませんか?
チョークの描いたり、消したりが
自由にできる特徴を活かした
キットパスで
チョークアート
粉が出ない、簡単に水で消せるキットパスは窓ガラスにも書け、水に溶かせば絵の具にもなる万能な画材です。固形のマーカー、クレヨンタイプなので、いつでもどこでもさっと取り出して書くことができます。キャップをし忘れて乾いてしまって書けなくなってしまうペンのような心配もなく、最初から最後まで発色よく色を楽しむことができます。
今までも主成分に口紅にもつかわれていたパラフィンを使用していたので安全でしたが、リニューアルされ主成分がライスワックス(お米のワックス)になり更に安全性も高まりました。小さなお子さんにも安心です。やわらかいので年齢を問わず、筆圧が弱い方でも綺麗に色がでます。
キットパスに対応したリバーシブルパネルは表と裏では色が異なり、白と黒の両方を使用することができます。軽いのでハサミやカッターでカットして使用することもできます。キットパスとの相性がとてもよく書いたり消したりはもちろん、チョークアートのように色を重ね指で混ぜ合わせるという点でも伸びがよく、使いやすい素材となっています。キットパスで描いたチョークアートは、どんなものなのか?次はキットパスでチョークアートの作品をご紹介します!
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「キットパスを使ったチョークアートの描き方が知りたい!」
「キットパスと他のチョークでは使い方が違うの?コツがあるの?」
キットパスでチョークアートを始めたいけれど何から準備すれば良いの、描き方がわからない・・・
という方に、ここからは初心者の方でも簡単にわかるキットパスの描き方についてご紹介していきます。
キットパスで
チョークアートの描き方
キットパスでチョークアート初心者の方は、まずキットパスと専用のリバーシブルパネルをそろえましょう!キットパスは柔らかいという特徴をもっているので、書き心地はもともと滑らかで指で混ぜ合わせやすい画材ではありますが、より仕上がりが素敵になるようにリバーシブルパネルの使用をおすすめします。リバーシブルパネルは塗れたタオルで拭くだけでサッと消えるので、何回も使うことができるので何度も練習が可能です。ここでは人気のコーヒーを一緒に描いてキットパスのコツをつかんでみて下さいね!
- 01.下絵を描く
- 02.色を塗り重ねる
- 03.指を使って混ぜる
- 04.完成
<使うチョークの色>
白/水色/青/茶色
- 下絵を描く
白のキットパスでコーヒーカップの輪郭を書いていきましょう。間違えたらサッと消せるのもキットパスの特徴なので、間違いを恐れず描いてみてください。
- 色を塗り重ねる
しろ、みずいろ、あおの3色を使います。ハイライト(明るいところ)、暗いところを意識し、白の外側は水色、水色の外側は青を入れていきます。キットパスを塗るときのコツは、しっかりとぬるということです。
- 指を使って混ぜる
色をいれたら指で色を混ぜ、グラデーションを作っていきましょう!白と水色を混ぜたら、水色と青を混ぜていきます。混ぜすぎて一色になってしまわないように気をつけるのがポイントです。
- 全体のバランスをチェックして完成!
コーヒーの表面も茶色と白、こげ茶も使って塗っていきましょう。だいたい完成したら一箇所だけを見るのではなく、全体のバランスを見て、色を足したり、影を入れたりしていきます。
- キットパスで
チョークアート
メイキング動画
YouTubeでは今回のコーヒーの描き方はもちろん、たくさんのチョークアート、黒板アートの描き方のメイキング動画を配信しています。チョーク、色の塗り方、混ぜ方も動画で見れますので初心者の方でも簡単にチョークアートの描き方がわかるようになっています。ぜひチャンネル登録して、ご覧下さい!!
キットパスでチョークアートの描き方がわかるメイキング動画を配信中!
キットパスで
チョークアート講座
2015年より日本理化学工業株式会社様のキットパスでチョークアートを監修しています。
全国にいるキットパスアートインストラクターさん(3307名2022年5月1日現在)向けにキットパスでチョークアートの講座を開催し、描き方やワークショップの開催の仕方までご指導しています。
- キットパスの特徴を活かしながらチョークアートの描き方が学べます。独自のカリキュラムで最短に学べる内容となっており、学べるだけでなく人に教えられるというところまでご指導しています。チョークアーティストAsamiオリジナルテンプレートを講座の中で使うだけでなく、ご自身が開催するワークショップなどでもお使い頂くことが可能です。「私が、教えられるのかしら・・・・」と不安な方も大丈夫なように一つ一つ丁寧にご指導いたしますので、ご安心ください。受講して頂いた方には私からの3大特典がございますので、そちらをまとめました!!
- ワークショップ開催 チョークアーティストAsamiからのノウハウでワークショップを開催していただけます。
- すぐに使えるテンプレートプレゼント! ご自身のレベルアップとして使えるだけでなく、ワークショップ時にもご使用頂けます。
- 修了書 お一人ずつのお名前を手書きした修了書をご用意いたします。
お教えしたノウハウを使いご自身でワークショップが開催できるように、ワークショップ開催の仕方、テンプレートの使い方、ワークショップアイデアなど講座の中でお伝えしています。ご使用いただいたテンプレートはご自身の練習だけでなく、レッスン、ワークショップにもお使いいただけます。講座ごとにお一人、お一人お名前をお書きした修了書をご用意しています。達成感、自信、皆さんの後押しになるものであれば嬉しいです。
キットパスで
チョークアート講座
現在講座は基礎講座、アドバンス、ステップアップの3講座をご用意しています。基礎講座ではチョークアートとはから、チョークアートの描き方などの基礎を習得できるようになっています。アドバンス講座では更に表現の幅を広げ、ご自身のブラッシュアップして頂くために、より複雑なものをかけるようにご指導しています。ステップアップ講座では春夏秋冬、ワークショップ開催に困らないように季節ごとのモチーフをご用意しています。どの講座もテンプレートはプレゼントさせて頂きますので、ご自身のワークショップ開催にもお使い頂けます。ぜひ一緒にキットパスでチョークアートを広めていきましょう!お会いできることを心よりお待ちしております。
最後に…
キットパスでチョークアートについての疑問は解決したでしょうか?書き直しができるチョークアートを探していた方に、本当におすすめの画材、キットパスです。少しでもご興味を持って頂き、チョークアートの可能性、キットパスの魅力が伝わって頂けていると嬉しいです!!
キットパスの世界が広がることを願いながら最後に私がキットパスと出会うまでのお話をお届けします。最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
【キットパスでチョークアートが誕生するまでの話】
オーストラリア、イギリスで始まった一般的なカラフルで立体的なチョークアートの多くはオイルパステルを使用しているため、描いたり消したりすることができませんでした。絵やイラストの部分はオイルパステルで描き、書き換えをしたい文字の部分は一般的な学校のチョークで書くというのが主流で、チョークアートは消えないものというが当たり前であり、定番でした。
保護し消えないという点では良かったのですが、本当は月替わりであったり、毎日メニューを変えたい人にとっては消せない、書き換えが出来ないというのは不便ではないだろうか、消せるチョークアートがあったらもっと便利なのではないだろうか??という疑問が常々ありました。書き直すたびに新しい黒板を用意しなければいけない、書き換えが出来る画材があれば解決するのに・・・・というわけで画材探しが始まったのがきっかけです。なかなか理想的な画材には出会えず、マーカーやペンなどの画材はありましたが、求めていたのがオイルパステルのクオリティーを保ちながら描いたり消したりできること。ここをクリアできるものが本当になかなか見つかりませんでした。国内、海外問わず試しても、色が薄かったり、指で混ざらなかったり、色数が足りなかったり・・・・・お店に行くのはもちろんですが、気になる画材は取り寄せて試してみることをとにかく繰り返していました。
ある時、子供用の画材コーナーで見つけたのが、このキットパスでした。
当時のキットパスのパッケージは子供むけで、もちろんチョークアートに良いとも書いてありませんでした。書いたり消したりできる点、クレヨンタイプ、そして何よりキットパスを作っている会社こそ、私の愛用していたチョークの会社「日本理化学工業様」が作っていました。キットパスを見つけた時は、店内にも関わらずガッツポーズが出る嬉しさで、早く試してみたいと家路を急いだことを覚えています。
初めてキットパスでチョークアートを描いた時、そのクオリティーの高さに満足と共に、これを使って誰でも簡単にチョークアートが書けるようになる方法があれば、きっとたくさんの人の可能性が広がると思いました。それで誕生したのが「キットパスでチョークアート」です。キットパスでチョークアートが描けるということをより知って頂くためにもあえて「キットパスで」とつけましたが、いつかチョークアートを描くという画材のひとつの常識がキットパスになり、キットパスでという言葉がはずれればと願っていました。
あれから10年くらいの時が経ったでしょうか。現在はご縁が繋がり、キットパス、チョークを作っている日本理化学工業様のチョークアートを監修させて頂いています。多くのチョークアーティストもキットパスを使ってチョークアートを描くことが増えてきています。あの頃、願っていたチョークアートの常識の中に確実にキットパスが入っていると感じています。これからも多くの人がキットパスの魅力、可能性を知って頂けるように、キットパスと使う人の架け橋になれるよう、より多くの作品や講座をご提供していきたいと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました!!!!!